独学のコツ:経済

証券アナリスト試験「経済(1次レベル)」の学習法やテキストを紹介します。
「速習!経済学で学ぼう」のページも参考にして下さい

目次

経済学の学習法概要

経済分野では、(1)日経新聞に出てくるような社会常識、(2)経済理論(マクロ・ミクロ)の基礎知識があれば、証券アナリスト試験の前提としては、とても役に立ちます。大学で経済学部にいた人(社会科学系学部でミクロ経済学基礎、マクロ経済学基礎を受講したことのある人)は、とても有利な立場にあるといえます。また、最近では、一昔前の経済学部では取り扱わなかったマクロ動学理論も少しだけ出題されます。

大問 コツ
ミクロ経済学 基本的な問題が解ければ大丈夫
需要曲線、供給曲線が分かってればOK
マクロ経済学 基本的な問題が解ければ大丈夫
IS-LM、AD-AS曲線が、どういうときにどっちにうごくのかという「感覚」をつかんでおくと
詳しいことは分からなくても解けてしまいます。
金融経済
13点
常識問題が多いです。
日々、日経新聞を読んでいると、すんなり解ける問題が増えます
点数の底上げに大事なところです。
国際マクロ経済学 ここで落としまくっても大丈夫なように、1-3問で稼いでおきましょう。

入門的テキストと協会推薦図書

経済学が始めての方は、入門的テキストで概要をつかむのがよいと思います。入門的テキストでオススメしたいのは、日経文庫です。日経文庫は経済学に限らず、良い入門書が揃っています。内容はヘビーですが、協会推薦図書の「経済学とファイナンス」を熟読するのもよいでしょう。

経済学をかじったことのある方なら、すぐにまとめテキストの学習に入りましょう。余裕のある方は、経済学とファイナンスを読みましょう。

「経済学とファイナンス」(アナリスト協会推薦図書)

この本も、証券アナリスト試験を受けるなら「証券投資論」と同じく机の上に一冊あってもいい本です。経済学は、証券アナリスト試験専用のよい教科書がないですが、この本は、受験用の学習テキストとしてだけでなく、普通の経済学の本としてもとてもよい本です。内容は、マクロ経済学・金融・国際経済の3部立てです。特に、経済学を一度も学んだことがない方は一冊持っておくことをお勧めします。

内容はやや難解なので、すぐに理解できないかもしれないですが、TACなどのまとめテキストとあわせて読み進めていくと理解が深まります。また、試験合格後にも、折に触れて読んで「経済学の感覚」を取り戻すのに使える良書です。

日経文庫は基本的な内容が抑えられていて、値段も安いのでお薦めです。
日本経済新聞社が基本書として揃えているシリーズだけあって、新書とはいえ、中身は丁寧な入門書となっており、ただの面白読み物ではないです。通勤中や昼休みにどうぞ。

どの試験の人からも評判の試験用の経済学学習書です。
「試験用」を売りにしている経済学の本はあまり出ていないので大変貴重な一冊です。

経済学と言うのは、役に立たないのに各種試験の試験科目として出題されています。代表的なのは公務員ですが、中小企業診断士、弁理士、公認会計士等々。ご他聞に漏れず証券アナリストでも出題されるわけですが、試験ごとに違う経済学が出るわけではありませんし、試験で出るような経済学は、近代経済学者ならたいていの人は合意できる基本的な内容が出題されるわけです。そこで、この本のように「試験対応」経済学の本で一通り概念を学習してから過去問題に取り組むのが必勝パターンと言えます。ミクロ経済学入門はこちら

まとめテキスト

経済学のまとめテキストは、以下の3種類です。

大学卒業後数年ぶりの人には、TAC経済学は内容が簡潔すぎてちんぷんかんぷんでした。
ABCのは初心者でもわかりやすかったです。TAC本を使う人は協会の通信教育テキストや
その他の経済学入門書(上で紹介しているようなの)と組み合わせて学習しましょう。